１）昨年度にまとめた「岡山県自治体財政白書」の実践的な活用にむけた取り組みを行います。

　(1)財政用語、分析の多様性など難解に思われる面について、個別の自治体の実例を取上げながら理解を深めることをめざします。

　(2)「わがまちの財政」について関心を高め、財政分析が市民的な側面からアプローチできるようできるだけ多くの学習会などの場面づくりに取り組んでいきます。

　(3)自治総合研究所と連携した財政分析のスキルアップを図ります。また、2009年度からはじまった「新型交付税」に対応できるフォーマット作りを進めます。

　(4)2007年度（平成19年度）のデーター入力について自治労岡山県本部と連携し「白書」の最新版となるよう補強していきます。

２）「教育予算の財政プロジェクト」の取り組みを再開し、教育予算についての分析・研究を深めていきます。

２．学習会の開催および自治研おかやま「情報誌」の発行

　(1)情勢に適応したテーマで学習会を開催します。

　(2)自治体における「まちづくり」「福祉・医療」「環境」など政策制度課題について取り上げるとともに、地域における特色ある活動などを幅広く紹介します。

　(3)議員ネット等と連携し自治体議会活動などを紹介します。

３．市民運動との連携

　(1)「放射能ゴミはいらない！県条例を求める会」等との連携を進め、鏡野町で行われているウラン残土レンガの導入など放射性廃棄物等の持込について情報収集と問題提起を行います。

　(2)その他環境問題等で市民団体・労働組合等と連携し、調査・提言を行います。

４．会員への情報提供

　会員の要望を踏まえた情報提供に努めるとともに、社会的な問題・課題についてホームページに掲載していきます。

５．自治研おかやまの会員の拡大

　日常的な活動や情報提供を通じて「自治研おかやま」活動の理解を進め、会員の拡大をめざします。